〜第3章〜


[02]街


久し振りの街にハルカゎキョロキョロしていた。
「わぁ!レイ見てみ!新鮮な魚!!このリンゴうまそう!わぁ!」

「…………。」
レイは、顔を赤くしている。

「ハルカさん…。」

「ん?」
見ると口からイカの足がでていた。
「!!なっ…なんですか…その口から出てるのゎ!」

「イカだょん…試食でもらった。刺身なんだけどさぁ、新鮮でコリコリしてうまぃの早v

「………。あの…今日の目的忘れてませんか?」

「わぁ!あの車かっこいぃ!」

そこにいたはずのハルカゎもぅ居なかった、
「首輪でもつけとけばよかった…。」

数メートル先にいるハルカを追いかける…。

「なぁ!レイこの…。」
ぎゅっと手を握られた。

「…行きますよ…。目的地からドンドン遠ざかっています。」

「放せよ!」
ハルカが顔を赤くして言う。

「イヤです。無駄な体力は使いたくありません。」

そう言い、目的地へズルズルと引っ張られて行くハルカだった。


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