〜第3章〜


[01]意識


レイとの生活が始まって1週間が過ぎた。
相変わらずレイは、優しくて今までの生活が嘘のような毎日を過ごしていた。
2人の距離も時間が経つにつれて近くなっていた。

「レイ!俺も絵書きたい!」

「絵ですか?」
少し困った表情なレイ。
「何かレイが書いてるの見てたら俺にもできそうな気がするんだ!」
威張りながらハルカがいう。
「いぃですが…油絵は、少し難しいかもしれないんで…少し別のにしましょうか?」

「ぅん!」

2人は、出掛ける支度を始めた。
「あら?おでかけ?」ルビーが出てきた。

「少し買物に行ってきます。」

「そぅ、いってらっしゃい。」
ルビーは、部屋の奥へ戻って行った。

「留守番頼みますね。」

そうしてハルカとレイゎ家を後にした。

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