〜第1章〜


[01]序章


20xx年。高齢化が進み人々は、寂しさを紛らわす為にアンドロイドを発明して急激に普及させた。

一人で寂しく暮らすお年寄りがよく人型アンドロイドを購入していった…。

犬型や猫型の動物系。少年や少女の人型など。色んな種類のアンドロイドが出回っていた。どのアンドロイドも技術が進歩し殆ど生身の人や動物と変らなかった。

ペットを買うように気軽に店に行くと買える仕組になっていた。マンションのような一室にいれられシースルーになって透けていた。トイレやお風呂は、共同で別室にあった。最もアンドロイドは、トイレには、用がないように思うが…。

ごくまれに、人間が混じる事があった。人身売買をアンドロイド販売とを混ぜてしまうのだ。
正規店では、そぅゆう現象は、少ないが闇市のような正規店ではないような店では、よくある事だった。


ここに1人の青年が売られていた…。

『No.289』
これが彼に与えられたコードナンバーだった。

売買される時にこのNo.が手首などに押される。特殊なチップが精密に埋め込まれている為買った人が操れる仕組になっていた。

彼は、店に流れついて3日目。
女性のようにキレイだった。長いまつげに華奢な身体。
ただ、普通のアンドロイドより値段が倍だった。
彼がいるだけでその場の空気をガラリとかえてしまう…そんな魅力があった。
どうして彼がすぐに売れないのか…その理由は、値段が高いというのもあり、アンドロイドではなく人間といぅことで返しに来る人もいる。懐かない!と言う声が一番大きかった。

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