第一章


[02]朝


ジリリリリ…
いつもと同じ朝、「うぅ…ん…もう朝ぁ〜?」由斗はカチッとお気に入りの牛さん目覚ましに手をのせたまま目を開けた
ゆっくりと起き上がり、目をこすりながら洗面所へふらふらと向かう


「ふぁ〜あぁぁ…っ」もう一度大きなあくびをし、歯磨きをする
鏡に映る少女は、背は高くないがスラッとしていた


髪は上がストレートのさらさらヘアだが、毛先までの10pくらいはくるりと巻いたようになっている
色は上の方が黒で下にいくにつれてだんだん白くなっていく
毛先6pくらいは見事に銀髪だ


顔は幼さが抜けきっておらず、まだあどけないが成長したら美人になりそうな感じのする目鼻や顔の形、知的な黒目がその幼さに魅力を付け加えている


[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.