恋の華


[02]道


手をつないで
毎日一緒に歩いた
学校からの帰り道


いつの間にか
歩幅の違う君と
肩を並べて
歩けなくなっていたね


君の背中を
必死で追いかけた
見失わないように…


君の背中は
あたしの気配を
感じていた?


君は背中で
あたしのことを
見ていたの?


振り向いた
君の笑顔は
あの頃と
何も変わらない


少しだけ
たくましくなった
君の笑顔を
眩しく感じた瞬間


何年かぶりに
手をつないで
一緒に歩いた
学校からの帰り道


あの日の道を
あの日の景色を
あたしは決して
忘れはしない


君を好きなんだ
初めて自覚した
あの日のことは
人生最高の
思い出だから…








これは、小説でいうと
冒頭にあたる部分を
詩で短く説明した感じです




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