第零.七章


[07]かぜ薬を飲んだ夕暮れ


夜が明けても、

未だ雨が降っている。

あれがない、

これがない、

わがままばかり。

君は?

僕の?

オモチャ?


三錠の薬、

飲み干し

頭がくらくら。

今は

君の

姿も

見えないから

だから、

この夜

越えたら

君に会いに行く。


by しょういた。


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