第零.四章


[07]彼女の足下に華が咲く


ユリの花がまだ開く前に、
やり残した事を精一杯やるのさ。


息も凍るよな景色に
たった一人立ってた。
足元には一輪の白い花
そうか、
もうそんな季節なんだな。



今も、今も、
この刹那にも
覚えているのですか?

僕も、僕も、
この瞬間にも
キミの姿を思い出す。




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