第零.二章


[08]super Land


僕の好きだった人は
髪をくくっていた。

夕暮れまで話した
校舎の中

心の中では
決めていた。

次の日髪はなびいていた。



君を知った僕は
君を好きになった、

僕を知った君は
僕より先に
僕を好きになった



あの時いえば
良かったのに。

僕は何故に
言わなかったんだろう。

もし、今言わして
くれるなら。

僕は君の事が
好きだった。


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