第零.二章


[06]砂漠のワルツ


ただ、
ワルツと言うだけで
生暖かい気がした、

だけど現実は

冷たい。

寒い。

寂しい。

虚しい。

そんな言葉を並べる
だけで、
強くなった気がした。

夕暮れの紅。
ワルツを
聞くに良い時間だ。

あ、誰のせい?





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