第零.九章 〜いつの日か、また会いましょ〜


[03]闇、帰るよ、明日、


汚い机を見た、
きっと汚しているんだ。
綺麗ごとを
並べている人を見た、多分ゎ
人じゃないくらい
悪い人。


たわいない、
授業を受けて、
そよ事な、
事を考えてる。

そんな事だから、
自分が可哀相なんだ、
そんな事だから、
人を認められないんだ。

全く、自分には
嫌気がさしてくる。

一番端の席、
日の当たる所、
誰もこない席、
きっと彼は、
暗い場所にいるに
違いない。

彼にサムライの様に
生きてはくれないの
だろうか?
サスライに生きるにはさぞかし、
疲れるだろうな。


『ふぅ。』

たわいないため息、

チャイムが鳴り響いた。


闇、に、明日、帰るよ。


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