dream１

[01]ソウルフル

夜の静けさが妙に
騒がしい。
親は寝静まっただろうか？
そんな事に気を
とられてまた今日も
眠ってしまった。

『ジリリリ・・・ガチャ』
「う～ん・・・あっやべ寝過ぎたなこりゃ」
僕は、巳護路。
田内巳護路だ。
いたって普通の
中学生だ・・・
僕はそう思う。

「はよ起きんかい！」

耳が痛い。
いつものように
起こしてくる。
ウチの母だ・

もう
人生の半分を生きた
人間とは思えない
元気。
そして
力士顔負けの
体格。
とりあえず
そういう設定にしといてくれ。(笑)

「朝飯いらね」

「また？食べないと頭悪くなるよ」

だったら小さい頃から食わしとけ。

「あ～もう、うるさいいってきます」
いつもと変わらなく
家を出る。

「おはよ～！ミロ！」彼は幼稚園からの
親友、
名前は染友豊希だ
僕は「トヨ」と
呼んでいる、
が、時々僕が「トヨタ」と呼ぶので怒る時がある！
まあ自分的には、
いいとおもうけどなぁ！
「ごめん！トヨ！
よし行こう」

今日は何かが起こりそうな気がした。

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