番外編（初体験）完結

[07]７夜

『もう寝るから二人も早く寝なさいよ。おやすみ。』おばちゃんがそう言ってﾘﾋﾞﾝｸﾞに戻った。部屋の音をしっかり確認してから、ふたりでｹﾞｰﾑを直し、ﾍﾞｯﾄﾞに潜った。なんだか恥ずかしかったけど、気になっていた事を聞いた。『さっき言ってた続きって何～？』俺がそう言うと、びっくりした顔をしながら『さっき雑誌見てたんじゃないん？？』と逆に質問された。確かに雑誌を見たが続きらしき行為は思い出せず『見てたけどわからへん…』と正直に答えた。すると愛が『ｴｯﾁって知ってる？』と聞いてきた。『知ってる。エロいって意味やろ？』と自信たっぷりに答えたが、愛は笑いながら俺に『ゆう君は何も知らないんやね。ｴｯﾁはSEXって意味でめちゃ気持ち良いねんで』と教えてくれた。俺はどうやったら子供が出来るとか、SEXがどういう事をする事なのか、その時は何も知らなかった。
ただ愛の言う事に従っているだけ…
しかし人生で一番刺激的な夜だった事には間違いない。

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