恋人


[18]遅い


―彰SIDE―



・・・・遅い。


なんでだろう。


かなり、不安になる。





「彰!お待たせ。」


唯が来た。なんか、安心。


「じゃあ行こう!」




何だろう。唯はかなり動揺してる。





『何かあった?』



・・・何かあったなら教えて欲しいから。



「ううん。なんでもないから・・・・・。」


唯は少し切ない表情をしながら言った。



『なら、行こうか!』



言いたくないなら、言わなくていい。俺は言ってくれるまで待ってる。




「うん!じゃあ、お化け屋敷行こう!!!」



おい!切り替え早いぞ!!

せめて、引きずるとかするだろ?




まあ、それが唯の良いところだからな。




今は楽しもうか!!

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