恋人


[12]嫌な予感。


―唯SIDE―




なんか、嫌な予感がする。

私の感は絶対当たる。



何故かと言うと葵が珍しく沈んでるから。



理由が猫のミケゾウが居なくなったから。


捜せば、いつか見つかるのにね。



「安藤さん。良い?」



予感的中。




声を掛けた、相手は綾瀬 湊。



『良いですよ。行きましょうか?』


嫌な予感するけど。









私は綾瀬 湊について行った。









なんか、空き教室に連れて来られた。



周りを見てみる。


男が四、五人いる。



やっぱりね!




こういうの当たりたくないけど、当たっちゃったししょうがない。



「ねぇ?やっちゃって良いよ!言っとくけど、安藤さんが彰君と別れるなら辞めてあげる。」





・・・・ふざけんなよ!



誰が別れるか、バーカ。



『絶対、別れません。』

キャラを崩さず言う。




「ふーん。後悔しないでね?じゃあ、今度こそやっちゃって良いよ!」






「わかりましたよ!!!かわいい〜。安藤さんとヤれるなんて今日は最高だ〜。」




キモッ!!!




手、動かされないし。

最悪だね!



意外と冷静だね、私。








早く助けに来なさいよ!



彰。

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