第40章
[55]
「そのジョウトまで、一体どうやって行くつもりニャ? アンタなら何か知ってるかニャ?」
ペルシアンがそう言って向き直ると、フン、と鼻を鳴らし、小馬鹿にした様にデルビルは答える。
「ああ、当たり前だろ。大まかに言や、手段は三つだ。まず、例のリニアだが……」
「待て。そんなものにポケモンが乗れる訳なかろう」
「せっかちな野郎だな! 最後まで聞けよ!」
俺が口を挟むと、デルビルはムッとしたように吠え立てた。そう言う貴様こそ、実に短気な野郎だ。
「ポケモンどころか、今は人間だって乗れやしねえよ。仲――いや、誰かが発電所に忍びこんで
何やらやらかしたせいで、リニアへの送電が止まっちまってる。ま、当分は運行できねえだろうな」
「……やけに詳しいな」
ドスを効かせつつジロリと睨むと、デルビルはギョッとしたように身を竦ませた。
まあ、これまでの態度や言動からして、こやつの正体について薄々感付いてはいるが……
今は配下の手前、黙っていてやる事にする。
「……次に陸路だが……こいつは容易な事じゃねえ。あの山のおかげで、人間様だって立ち往生だ」
気を取り直したように言葉を続け、デルビルは首を西の方へ向けた。
その遥か彼方に、雲を突くような高峰が霞んで見える。
「あれはシロガネ山だニャ。この国で一番高い山、と言われているニャー。
あの辺は強いポケモンが多いし、伝説の火の鳥が住んでいる、とも言われているニャ」
だからこそ、迂闊に鳥達も近付けられない、とペルシアンは言う。
「それを越えて行くんだ、余程のツワモノか、丸っきりの馬鹿じゃなきゃ無理ってもんだぜ。
となると、残るのは海路だ。クチバシティからアサギシティまで、定期便の船が出ている筈だ」
無論、俺達がその船に乗れる訳はないが、シンオウに使いを出せば船足は確保できる。
だがフローゼル達は、ジョウトの海……いや、そこに住む海の神とやらを、異常なまでに恐れていた。
[前n]
[次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[
←戻る
]
待受FLASH
たまチョビ
恋愛心理テスト
検定
GRAFFITI
モテ期
顔文字待受
勇気のでる待受
雑学
PROJECTZERO
就活
メールポータル
Flashゲーム
小悪魔
短縮URL
名前占い
Flash時計屋
オリジナルdesign待受
暇
デカデコ
アイドル爆破ゲーム
紙芝居
SNS
占い占い
アイドル伝説
レシピ
オンラインゲーム
メール転送
J−POP
チャット
おバカデコメ
夢占い
アイコン
wedding
アート待受
常識検定
ブログ
脳の訓練
普通度判定
フルムービー
四字熟語
ツンデレ
萌えアニメ
爆笑
顔デコポン
空の写真
ペット
壁紙
QRコード
HIPHOP
OL専門動画
さくら
癒し待受
アートFlash
アイドル待受
おバカ待受
成分解析
血液型占い
写メ診断
漢字
モテカワ
姫系×セレブ系
お買い物
診断
JapanGirl
恋に効く待受
アダルトゲーム
占い
ランキング
絵文字デコメ
動画フル
海のFlash
野球拳
ヒーリング
デコライン
恋愛メーカー
小説
萌えボイス
デコメ取り放題
ピンク先生
顔文字
レンタルランキング
理想の彼氏
花の待受
アイドルFLASH
巨乳画像
夜景
Japangirl
巨乳動画
動画天国
クール
グラビア
絶景
理想の娘
魔法の恋愛テクニック
Copyright(C)2007-
PROJECT ZERO
co.,ltd. All Rights Reserved.