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[06]ヨテイ


クリスマスか…どうするかな…一応梨穂子に誘われてるけどな。そうだ、みんなにも聞いてみるか
「よお薫」
「あら、純一、どうしたの?」
「いや…クリスマス薫はどうするんだ?」
「なになに〜どっか連れて行ってくれるの?」
「いや、ただ何となく聞いただけだ」
「そう?残念。クリスマスはバイトを昼間はして、夜はウチでケーキ食べるつもり」
「そっか…参考になった。ありがとう」
「そう?もし暇なら来てもいいのよ〜」
「いや、遠慮する」
「つれないんだから〜」
薫にクリスマスについて聞いた。そうだな…あとは
「梅原、クリスマスどうすんだ?」
「橘…それを聞いてくれるな」
「そうか…すまん」
「いや…いいんだ…俺は男どおしで創設祭をまわるつもりだ。お前もどうだ?誘おうと思ってたんだが、最近のお前なんか違うからさ」
「違う?何が?」
「いや、クリスマスに誰か相手がいそうだったからさ…で、わざと誘わなかったんだが…どうなんだ?」
「いや…まだなんとも…一応梨穂子には誘われたけどな」
「お前、いいな〜女の子に誘われて」
「いや…梨穂子だから、昔を思い出してやろうかって話になっただけさ」
「にしてもいいよな〜」
「まだ行くとは決めてないし」
「ま、どうしても決まらなきゃ俺達と行こうぜ!」
「そうだな、その時はお願いするよ」
こうして梅原の予定を聞いた。僕があと聞くべきなのは…

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