ツヅキヲシヨウヨ


[04]口づけ


敬輔はみちるの首筋にキスをした。
「みちる……」
耳元で名前を呼ばれ、みちるの身体はピクッと反応した。
首筋をはむように、敬輔の唇が撫でる。
「敬ちゃん…」
みちるはまっすぐ立っていられず、壁にもたれ掛かった。
みちるの浴衣の胸元に敬輔の手がスルリと入り、次第に浴衣は着崩れ、なまめかしい姿になった。
緩んだ襟をゆっくり下ろし、みちるの華奢な肩が現れ、乳房が露になった。
「みちる…鏡見て…ほら、みちるの身体、綺麗だよ…」
鏡には、艶っぽい女の姿が映っていた。
男の愛撫に感じている女がそこにいた。
「あ…」
「この、おっぱい…たまんないよ…柔らかくて、大きくて、ココはこんなに硬く尖って…昔よりやらしくなったね…」
敬輔が乳房を軽く摘んだ。
「ああンっ!」
みちるが身を硬くした。
「感度もいいし…もっと自信もっていいんだよ。」
息を荒くするみちるの唇が敬輔の唇で塞がれた。
激しいディープキスに初めは戸惑っていたみちるも、すぐに応じて、舌を絡ませた。
互いの息遣いと、クチュクチュと、唾液の混ざり合う音が、二人の興奮を高め合う。
隙間がないほどに唇を重ねる。
時に唇を離し、舌と舌を絡め合い、吸い、再び唇が密着する。
混ざり合った唾液は、みちるの口から溢れ、糸を引きながら滴り、自身の胸を濡らした。
そのぬめりを敬輔の指が乳首に塗る。
ピンク色だった乳首が、赤みを帯びて、艶めく。
「んぐ…んっ…んはぁっ」
敬輔がみちるの唇を解放した。
「敬ちゃん…私…とろけそう…身体が熱い…」
「みちる…その顔、そそられる…」
再び、敬輔は乳房をしゃぶり、浴衣の裾の隙間から、手を忍び込ませた。



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