小悪魔登場


[31]何?


―唯SIDE―




朝、起きたらかなり頭が痛い。



しかも、間に合ったって自分で言ってから記憶がない



『ああ、朝か学校まで時間があるわね!』



彰は・・・・・まだ寝てる

あんたは毎朝、毎朝なんで私が起こさなきゃいけないのよ!!



『彰!起きて!』

・・・・・起きない。



『起きないほうが悪いから。』


そういって私は彰をおもいっきり、蹴った。


こう見えても私、剣道と空手と柔道習ってたからね!


「〜〜〜〜〜〜いっ!痛って〜!!!!」


思った通り。


「唯!!蹴んなよ!!」


『あ〜ら!優しく起こして起きなかったあんたが悪いから。』



『だから!文句なしだよ』

「はいはい、いつもの毒舌ありがとう!!」


『あっ!私、昨日記憶無くしたでしょ?何かした?』


そういうと彰が

「うん!確実に何かした!」


『まあ、迷惑なけりゃいいけど!』




そう言って私は学校の準備をした。

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