天使or小悪魔


[24]不協和音


―唯SIDE―


やっと、茜が言ってた所に着いた!


『茜、やっと着いたね。』

私がそう言うと茜は凄く嬉しそうな顔をして、言った。

「うん!お姉ちゃんがバイトしてる店なんだ!!」


茜があまりにも嬉しそうに言うから、私もつられて笑顔になった。


着いた店はいかにも茜みたいな可愛い系の子達が好きそうな店だった。





外見、店内を見てもピンク、ピンク。


私はあまり好きではないような店。



茜は私とは逆でうきうきしてる感じ。




そして、茜が嬉しそうに言った。


「お姉ちゃん!」



………あれが、茜のお姉ちゃん?



姉妹そろって可愛い。



「お姉ちゃん!あれが私の友達の唯だよ!」


茜に紹介され、私はお辞儀をした。



『安藤 唯です!』


「あれが噂の唯ちゃん?めちゃめちゃ可愛いじゃん!私は茜の姉の鈴です。よろしくね!」


鈴さんは茜と一緒で可愛いし優しい人そう。



『あっ!よろしくお願いします。』




―――夕方


しばらくして、鈴さんと話して、私と茜は店を出た。




『茜、鈴さんいい人だったね!』



「当然だよ!私のお姉ちゃんなんだから。」





茜とたわいもない話をして帰ってた。









しばらく、曲がり角を曲がったら










私の…………二度と逢いたくない人がいた。




『南風 帝(ミナミカゼミカド)先輩………。』




「………唯。」










私の中で不協和音が流れた…………。

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