天使or小悪魔


[21]マッサージ


―彰SIDE―


唯の言われた通り揉んでたら、スースーと規則正しい呼吸が聞こえる。






…………また、寝てる。



多分、三日間の疲れが流石に溜まったか。



『また、寝てるよ……』




誘ってる感じに見えるし………。




はぁ。ベットに連れてって行った方がいいかな?



連れて行こうとしたら、唯がピクッと動いた。


「………んっ」


起きた………か?



でも、また、スースーと規則正しい呼吸をして寝てる。



何だ………びっくりさせんなよ!!




ベットに連れていくために唯をお姫様抱っこしてると………。



「…………ん?………っ」


ヤベッ!!唯が起きた!!



「っ!!彰!!どさくさに紛れて、私を襲おうとしたわね!!変態!!」



しかも、最悪な言い草。


相変わらずの毒舌。



『違うって!寝てたから、ベットに連れてってやろうとしただけ。』



「………あっそう。」




完璧に疑ってるな。









この後の俺は、唯にかなり疑われた。







俺って、運悪い〜!(泣)

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