番外編2
[29]終わり
あれから斉藤とは会ってセックスをしていたが美奈子とは若干距離を置いていた。 美奈子を完全に調教してしまったからか自分でも整理がついてなかった。
美奈子とバイトなどもなるべく顔を合わさないようにして2週間くらい経ったある日バイトを辞めて就職した竹井さんから連絡があった。
「沢井くん良かったら会えるかな?少し休みがとれたんだ。」
「ちょっと忙しいんで…」
俺は若干頭の整理がついてなかったからか断った。
その日の夜高木さんからメールがあった。 よく入っていラブホの裏で待つと。
「沢井くん…久しぶり」
「あの…大丈夫ですか?会って…」
「駄目だけど…沢井くんにまた沢山してほしくて…」
「いや…駄目だろ。」
「ほら…私沢井としたくてもうこんな…」
高木さんはスカートを上げる。パンツはびしょびしょに濡れていた。
俺のスイッチが入る。
「パンツ脱いで捨てて」
高木さんはパンツを脱ぎ、捨てた。
「淫乱だよな…でも俺としたいとか言うけどセックスはしてたよな?」
「はい…主人と毎日…だけで嫌々してるの…」
「口」
命令するとズボンとパンツを下ろししゃぶりだす。
「もっとちゃんとやれよ」
無理やり頭を掴み自分が気持ち良くなるように動かす。高木さんは涙目になっている。
「ゲホ…ゲホ」
フェラを止めると俺は帰り支度を始める。
「あの帰らないで…」
「帰んねえよ。ホテルでたっぷりしてやるよ。」
「あん、ああぁ、おかしくなる、ああん」
バックで高木さんを突く。ホテルに入って激しいセックスをする。もう3回は中に出した。
「この…お前いつも誘ってんのかよ…」
「はい……」
「こんないやらしい体して…謝れ!」
「ごめん…なさい。あぁーあああ!」
「謝りながらイってんじゃねぇ!」
お尻を力いっぱい叩く。
「ひぃ!すみません、すみません」
「感じてごめんなさいだろ!」
「感じ…てごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
絶頂を迎え中に出す。
「ごめんなさい、ごめんなさい。」
高木さんは譫言のように呟いていた。
「高木さんあの…」
話しかけるとフェラしてくる。
「いやいいから。もう止めるたほうがいいだろ。」
「嫌です。沢井くんに抱かれないと生きてけない…」
「俺もおかしかったんだよ。今も何か狂ってた。もう止めよう。」
高木さんは嫌だとずっと言っていた。しかしこれで終わらせないと家庭崩壊とかになりかねない。だから終わらせることにした。
高木さんのスマホを取り上げ俺の連絡先やメールを全て削除した。そして俺のスマホからも消した。
俺は黙ってラブホを後にした。
一週間が経った。バイト帰りや家に高木さんがいることがあったが無視したり帰るまで時間を潰したりした。
高木さんは俺の前には現れなくなった。
最近美奈子がバイトに入らなくなっていた。もしかしたら俺のことで…と感じ美奈子の家に向かった。
インターホンを押したが出ない。しかし鍵はかかっていないのでいるようだ。
そのまま家に上がると寝室の方から音が聞こえる。見に行くとパン…パンと音が聞こえる。
「竹井さん…いい…もっとして…壊して」
「那須野さん…」
俺が見たのは美奈子と竹井さんかセックスをしている光景だった。
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