第32章
[14]
レッドは首を傾げ俺を見つめた。
「何のつもりだい? 突然、意味もなくじゃれついてくる子には見えないけど。
道に迷ったようにも見えないし――もしかして、また僕に協力してくれるとか?」
俺は首を縦に小さく振ってみせる。そしてレッドのジャッケットの裾を片手でくいくいと引っ張りながら、
ミミロップ達の待つ川岸をもう片方の手で指し示した。
くす、とレッドは笑う。
「そうか……危険な事にわざわざ自分から首を突っ込むなんて、相変わらず変わった子達だなあ」
それは前々からお前がやっていることだろうに。
「ふん、お前に言われたくはない」
自分のことを棚に上げた発言に、思わず悪態が口をついて出てしまう。
だが、人間に我らの言葉など通じはしない。気にすることもないだろう。
「はは、まったくだよね。――それじゃあ君の仲間を迎えに行こうか、小さなヒーロー。
カメックス、元の岸に一旦戻ってくれ」
ヒーローなど冗談ではない。最終的な目標はその真逆だ。
――今、何かが変ではなかったか。
違和感に、ふと気付く。……いや、まさかな。
岸に着きカメックスから降りると、レッドは俺達とカメックスを交互に見比べた。
「さて、どうしようかな。全員をカメックス一匹には乗せられないよね。そっちの二匹は結構大きいし」
ひとしきり悩んだ後、レッドはモンスターボールを取り出す。
気付いた俺達は一斉にレッドから後ずさり、離れた。
「違う、違う。捕まえるつもりじゃあないよ。これ中身入ってるから。信用ないなあ。出てこい、お前達!」
もう一つボールを取り出し、レッドは同時に放り投げた。
ボールの中から現われたのは、一対の立派な翼を背に生やした赤い竜と、
でっぷりとした体系の黒い大きなポケモンの二匹――リザードンとカビゴンだ。
[前n]
[次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[
←戻る
]
診断
野球拳
Flash時計屋
ピンク先生
JapanGirl
恋愛心理テスト
理想の娘
萌えアニメ
アダルトゲーム
名前占い
検定
占い占い
アートFlash
海のFlash
Flashゲーム
動画フル
動画天国
夢占い
魔法の恋愛テクニック
絶景
QRコード
アイドル伝説
メールポータル
顔デコポン
おバカデコメ
アイコン
夜景
癒し待受
GRAFFITI
写メ診断
クール
血液型占い
萌えボイス
wedding
占い
雑学
絵文字デコメ
モテカワ
恋愛メーカー
ペット
チャット
さくら
巨乳画像
小説
待受FLASH
デコメ取り放題
漢字
四字熟語
脳の訓練
PROJECTZERO
アイドル爆破ゲーム
フルムービー
顔文字
たまチョビ
グラビア
おバカ待受
レンタルランキング
常識検定
アイドルFLASH
ブログ
恋に効く待受
デコライン
モテ期
空の写真
紙芝居
お買い物
ツンデレ
デカデコ
Japangirl
レシピ
HIPHOP
オンラインゲーム
顔文字待受
J−POP
小悪魔
オリジナルdesign待受
ヒーリング
成分解析
爆笑
巨乳動画
暇
アート待受
就活
アイドル待受
SNS
壁紙
メール転送
OL専門動画
姫系×セレブ系
ランキング
花の待受
短縮URL
勇気のでる待受
理想の彼氏
普通度判定
Copyright(C)2007-
PROJECT ZERO
co.,ltd. All Rights Reserved.