第41章
[05]
「信用できるのだろうな」
俺が懐疑の視線を向けると、マニューラは俺の頭上を過ぎ去るように氷の一片を投げ放つ。
直後、背後で小さな呻き声と、めきりと乾いた音が響く。振り向くと眉間辺りに氷を突き立てられたスピアーが一匹、俺のすぐ近くで倒れこんだ。ふん、とマニューラが鼻を鳴らす。
「この通りだ。余計な気を回してる余裕なんてねーだろ」
「……いいどろう、お前にも協力してもらう」
「それならば、僕も共に!」
すかさず申し出るロズレイドに、マニューラは首を横に振るう。
「いーよ。オメーの葉っぱと毒針なんて、毒を持った虫には殆ど効かないだろうが。
ちんたら集中して念力を引き出す暇もねえ、オメーは気にせず前を走っていきな」
「そうですか……。分かりました、気をつけてくださいね」
しゅんとしてロズレイドは同意した。
「ヘッ、オレを誰だと思ってやがる。天下無敵のマニューラ様だぜ?オメーに心配なんかされねーでも大丈夫だっての、ヒャハハ。――んじゃ、そろそろ行くかよ。周りのぶんぶんウルセー羽音が更に増えてきてるぜ」
「ああ。ミミロップは先頭、奴らの苦手な炎で道を切り開いていってくれ。ロズレイドとムウマージは両端、中央のアブソルと、ついでにデルビルを守りながら行くのだ」
それぞれ『了解!』と、ミミロップ達は力強く答えた。デルビルは戦いに駆り出されず心底ほっとした表情をした。
その横で、アブソルは申し訳なさそうな、どこか悲しそうな表情を浮かべたような気がしたが、今は気にとめている余裕は無い。
「突破の糸口を開く」
俺はスピアーの一群に向けて電撃を放った。スピアー達は一斉に電撃を避け、包囲に一寸の隙間が開く。
「行くぞッ!」
その隙を目掛け、俺達は駆け出した。
[前n]
[次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[
←戻る
]
HIPHOP
小説
アダルトゲーム
常識検定
オリジナルdesign待受
アート待受
巨乳動画
写メ診断
顔文字待受
ペット
グラビア
クール
OL専門動画
ヒーリング
おバカ待受
Flashゲーム
紙芝居
就活
モテカワ
占い
勇気のでる待受
Flash時計屋
萌えボイス
モテ期
顔デコポン
ツンデレ
恋愛心理テスト
萌えアニメ
アイコン
癒し待受
空の写真
爆笑
QRコード
SNS
さくら
血液型占い
デコライン
チャット
漢字
動画フル
レシピ
魔法の恋愛テクニック
フルムービー
ランキング
理想の彼氏
絵文字デコメ
花の待受
短縮URL
J−POP
メールポータル
GRAFFITI
たまチョビ
PROJECTZERO
理想の娘
アイドル待受
アートFlash
普通度判定
姫系×セレブ系
脳の訓練
海のFlash
成分解析
夜景
恋に効く待受
絶景
占い占い
恋愛メーカー
お買い物
デカデコ
メール転送
ブログ
暇
動画天国
オンラインゲーム
wedding
顔文字
夢占い
アイドル爆破ゲーム
四字熟語
雑学
ピンク先生
アイドル伝説
診断
JapanGirl
レンタルランキング
壁紙
名前占い
野球拳
おバカデコメ
Japangirl
巨乳画像
検定
小悪魔
デコメ取り放題
待受FLASH
アイドルFLASH
Copyright(C)2007-
PROJECT ZERO
co.,ltd. All Rights Reserved.