カイボウと身体の後遺症


[01]胸腺


カイボウで傷つくのは心だけだと思う人もいるかも知れない。
男の子には膜も子宮もないからだ。
しかし実際には後遺症は色々ある。
例えば胸腺だ。
胸腺には子供時代の性欲を抑える働きがある。幼児期に脱がされたり触られたりすると胸腺が必要以上に発育してバランスが悪くなる。いわゆる腺病質で風邪を引きやすくなったりする。
大人になってからも胸腺があった時代の記憶が残ると。
子供時代特有の羞恥心(胸腺が働いて性器を守ろうとした時の負荷)が忘れられないので露出癖などの後遺症が残る。単なる心の傷でなく胸腺から出る物質への依存なので、胸が痛く(比喩ではなく)なったりする。
ただ胸腺が子供の性欲を抑えるという話は古い書籍にしか載っていない。
今の時代には実験はもちろんできない。


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