秘密の放課後


[33]病


先輩の家を後にしてからアタシは、歩きながら携帯と睨合いをしていた。
先生…なんで休みだったんだろう。
何かあったのかな…もぅ関係ないけど…気になる。
連絡とっちゃダメだとわかっていたけどメールを打ってしまった。
『こんにちは。

今日ゎ学校休まれてましたけど何かあったんですか?部活の方ゎ心配しないでくださいね。今日も無事終わりましたんで。』

……送信…。
…しちゃった…。

「やっぱ返信ないよね…。」
そぅ思いながら携帯を終おうとした瞬間携帯が光る。

「先生だ…。」
嬉しい気持ちと背徳感が同時に押し寄せた。怒られるかなとか、考えたらメールを見るのが少し怖くなった。
恐る恐るメールを見てみる
『少し風邪をひいた。社会人にもなって体調管理ができてなぃなんてなってなぃな。けど部活の方は、麻咲がいてくれるから安心して休めるょ。』

風邪ひいてるんだ…。奥さんとずっと一緒に居れるんだ…。

『風邪なんですか。奥さんにしっかり看病してもらってくださいね。(*^_^*)』

心の中でゎそんな事思ってない…。

携帯が再び光る。

『今、妻は旅行に行ってるんだ。3泊4日で…。だから1人で寝てるよ。』

アタシゎ立ち止まった…。
『一人なんですか?ご飯とかチャント食べました?』
先生大丈夫なのかな?といぅ気持ちと会いたい気持ちが膨らんでいく。
携帯が再び光る…。

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