第6章


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こうなったら、もう開き直るしかない。
「いくぞお前ら!」
「はい!」「おう!暴れるぜ!」「いく〜!」「いざ!助太刀でござる!」
俺達は、敵対する3匹の前へ躍り出た。
「ケッ、ウサギとカメの次は変なネズミ達かよぉ。童話じゃあねぇんだよぉ」
「フッ…何匹来たところで同じ事だ…いいか…?」
ヒゲギツネ…ユンゲラーは、ドクロッグと鏡…ドーミラーに何かを囁いた。

「いくぜえ!マグニチュード9!」「リーフストーム!」
ゴローンとロゼリアが飛び出した。だが、
「ジャイロボール…!ドォーン…!」「ケッケッケッ!ヘドロ爆弾!」
それよりも早く、ドーミラーとドクロッグが攻撃する。
「うわあ〜!」「は…早いです…!」「ならば拙者が…!」
「サイミンジュツ…!ドォーン…!」
「ふにゅっ!…むにゃむにゃ…zzz」
ザングースはその場で眠りについてしまった。もう、ずっと寝てろ…

「ピカチュウ〜!みんなやられた〜!」「うぬう…」
まるで、こちらの手の内が読まれているようだ。

「フッ…お前らも掛かってきたらどうだ?」
ユンゲラーは不敵に笑った。
あのヒゲギツネ…なかなかの曲者のようだ。

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