第39章
[47]
「ええ、あなたにも存分に思い知らせてさしあげましょう。して、宝玉はどこに?」
「今に返す」
ディアルガは四足を地にしっかりと突き立て、体の奥底まで染み渡らせるように深々と息を吸い込んだ。
胸部を守る分厚い銀色の装甲の中心に埋まる青白い結晶が灯り、全身に走る半透明な溝を伝って光が血液のように行き渡っていく。ディアルガに集る力の大きさに、俺は周りの空気ごと見えない大きな渦に掻き回されて磨り潰されるような強い圧迫感を受けた。
パルキアは直ぐに俺を引っ込めて手の内に戻し、ディアルガとの間に線を引くように爪先を走らせる。
すると、急に不思議と重圧は消え去り、目の前のディアルガの姿も、間に何も無いはずなのにガラスか何かを隔てて見ているように感じられた。
光が体の隅々にまで達するとディアルガは背の扇状のヒレを雄々しく広げ、大口を開ける。
その瞬間、全てが捻れた。凝縮された力が捌け口を見つけて一斉に飛び出し、音も、光も、俺とパルキアとディアルガ以外のものは全て左回りに揉みくちゃにされて、捻じ曲がっていってるように感じた。
捻れの中で、周りを覆っていた年老いた木々はどんどん縮こまり、砕けて転がっていた石片達は独りでに集って組み上がっていく。
捻れが静まるとと、古木の海に沈み朽ち果てた遺跡は、豊かな若々しい森を見渡せる小高い塔の頂上と化していた。
ディアルガはやれやれと座り込み、無言で奥の台座を尻尾で示した。不可思議な装飾の施された台座には、乳白色に輝く巨大な真珠のような球体が嵌め込まれている。
「感謝します」
礼を言うパルキアに、ディアルガは大きな欠伸を返事代わりに一つして、体と首を丸めて眠り始めた。
「まったく……。では、改めて参りましょうか、ピカチュウ。四の五の言いながらも、ディアルガもあなたに少し期待しているに違いありませんわ」
当てつけるようにパルキアが言うと、ディアルガは寝息を立てながらどこか不機嫌そうにびたんと尻尾で床を叩く。
「ふふ、安心して眠っていてくださいまし」
[前n]
[次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[
←戻る
]
顔デコポン
診断
動画フル
アートFlash
夜景
モテカワ
四字熟語
アイドルFLASH
絶景
お買い物
ピンク先生
癒し待受
恋愛メーカー
待受FLASH
写メ診断
空の写真
モテ期
理想の彼氏
PROJECTZERO
巨乳動画
メール転送
オンラインゲーム
J−POP
顔文字待受
JapanGirl
アート待受
Flash時計屋
普通度判定
姫系×セレブ系
フルムービー
花の待受
アダルトゲーム
レシピ
壁紙
成分解析
漢字
ヒーリング
アイコン
爆笑
魔法の恋愛テクニック
HIPHOP
おバカデコメ
血液型占い
名前占い
アイドル爆破ゲーム
就活
Flashゲーム
ツンデレ
おバカ待受
ブログ
短縮URL
ペット
絵文字デコメ
検定
萌えアニメ
オリジナルdesign待受
顔文字
デコライン
巨乳画像
動画天国
メールポータル
紙芝居
GRAFFITI
脳の訓練
QRコード
恋愛心理テスト
占い
デコメ取り放題
アイドル待受
勇気のでる待受
SNS
Japangirl
夢占い
海のFlash
小説
常識検定
ランキング
グラビア
萌えボイス
占い占い
小悪魔
wedding
レンタルランキング
恋に効く待受
OL専門動画
チャット
クール
たまチョビ
理想の娘
暇
野球拳
デカデコ
アイドル伝説
さくら
雑学
Copyright(C)2007-
PROJECT ZERO
co.,ltd. All Rights Reserved.