第6章


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「ポケモン…何でこんなに…」
赤帽子は訳も分からず立ちすくんでいる。

「ピッピカピ!ピカー!(な、何でもない!ただの通りすがりだ!)」
「…そうか、君達も…エムリット達を助けに来たんだね?!」
「ピカ…ピカピカピー!(まあそうだが…どうか俺達は見なかった事にしてくれ!)
「お願いだ!力を貸してくれ!ドダイトスはもう限界だし、あのウサギさんも怪我してるんだ!」
「ピカピカッ…ピカピー…(誰が人間なんかに…!まあ、ちょっとだけなら…)」

「何をゴチャゴチャやって……!……ポケモンが……増えている?!」
もう一人の人間にも見つかってしまった。

「ありがとう!一緒に戦ってくれるんだね!さあ、サターン!勝負はここからだ!」
「ピカー!ピカピカー!(こらー!勝手に決めるな!)」
「ふん…ならば、こっちも手勢を増やすまでだ。いけ!ユンゲラー!ドーミラー!」
ドグロックに続いて、ヒゲのキツネと鏡の化け物が現れた。




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