第6章


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「そうか。君が…ギンガ団に逆らっているポケモントレーナーか」
「当たり前だ!お前達のやり方は間違っている!」
「……ここに来た理由は分かる。この3匹のポケモンの事だろう」
「彼らをどうするつもりだ!」
少年は怒りもあらわにアカギに立ち向かう。
だがアカギは、予想外の言葉を発した。

「あのポケモン達はもう必要ない」

「な、何だって…?!」
「君が引き取ってくれるなら処分する手間が省ける。自由にしたまえ」

「一体どういう事なの?!」
「いるのか?いらないのか???」
「さあ…アタシにも、よく分からないけど…分かるのは…」

「だが…その前に、ギンガ団に楯突く君の力を見せて貰いたい!いくぞ!!!」
アカギはモンスターボールを床に放った。

「…あの子は、少なくともアタシ達の味方で、今ちょっとしたピンチだって事だね」


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