第32章
[12]
赤服はしゃがんで俺達に目線を合わせると、そう微笑みかけてきた。
「何だかまた君達に助けられたみたいだね。ありがとう。
それにしても随分と久しぶりだな、君達を見たのは。シルフビルでの事件以来かな」
にこやかに赤服は俺達に話し続ける。
過去の世界で共にロケット団と戦ったあの人間の子供。
自身に及ぶ危険など顧みずポケモン達のために戦った人間の一人であり、
ミュウツーに反発する事を俺に決意させた要因の一つだ。
それが三年近い月日を経て成長した姿で、再び俺達の前に姿を現した。
「……確かレッドとかいう人でしたっけ。僕達と一緒に戦った」
ロゼリアが声を潜めて言う。
「ああ、そのようだ」
神共の手によりどのような記憶の改竄が行われたのかわからんが、互いにその存在は覚えているようだ。
思わぬ再会に何か感慨深いものを感じてしまいそうになりながらも、ふと我に返る。
まだ油断はならない。こいつが一体何の目的で現われたのかまだわからないからだ。
「君達はここに住んでいるのかい? ――って、そんなわけないか。他のポケモン達みたいに狂暴化していないしな。
この洞窟は危険だ。それも正体不明のポケモンが、新しく住み着き始めたらしい今はいつも以上にね。
助けられた僕が言うのも難だけど、迷い込んだのなら早めに抜け出したほうがいいよ」
正体不明のポケモン――まさか人間達もミュウツーの存在を嗅ぎ付けているのか。
奴の存在は公に広く出回るような情報とは思えない。だが、研究の関係者にしては知っている情報が漠然としている。
「さてと、そろそろ調査を再開しないとな。例のポケモンも、君達みたいにおとなしい子だったらいいんだけど、
そうはいかないだろうな。もし危険な奴なら、悲しいけど倒さなきゃならない。……じゃあ、君達も気を付けて」
そう言って、レッドは腰を上げた。そしてカメックスに波乗りの指示を出す。
「野性のポケモンに同じ言葉が通じる友達みたいに話し掛けてくるなんて、
相変わらず変わった人。でも、どうやら目的は私達と似ているようね」
「うむ……」
協力して進むべきか否か――。
[前n]
[次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[
←戻る
]
花の待受
理想の彼氏
グラビア
脳の訓練
ツンデレ
姫系×セレブ系
アダルトゲーム
メールポータル
野球拳
勇気のでる待受
占い
絶景
Flash時計屋
萌えボイス
オリジナルdesign待受
モテ期
ヒーリング
占い占い
恋愛メーカー
雑学
JapanGirl
メール転送
巨乳画像
デコメ取り放題
ペット
理想の娘
デコライン
恋愛心理テスト
血液型占い
レンタルランキング
漢字
壁紙
夜景
おバカデコメ
普通度判定
就活
QRコード
SNS
GRAFFITI
四字熟語
おバカ待受
ピンク先生
癒し待受
顔文字
爆笑
お買い物
待受FLASH
OL専門動画
HIPHOP
アイドル伝説
PROJECTZERO
診断
ブログ
常識検定
写メ診断
アートFlash
紙芝居
クール
デカデコ
魔法の恋愛テクニック
たまチョビ
萌えアニメ
小悪魔
動画フル
成分解析
アイドル爆破ゲーム
巨乳動画
海のFlash
アイドル待受
オンラインゲーム
小説
アート待受
暇
さくら
夢占い
恋に効く待受
動画天国
Japangirl
モテカワ
J−POP
短縮URL
wedding
絵文字デコメ
空の写真
アイドルFLASH
顔デコポン
レシピ
アイコン
名前占い
検定
ランキング
フルムービー
顔文字待受
Flashゲーム
チャット
Copyright(C)2007-
PROJECT ZERO
co.,ltd. All Rights Reserved.