見つけた


[08]初恋




俺は、放課後仕事がなかったんで、優奈と喋っていた。


好きって気付くとスゲー好きになるってわかった。







俺は、初めてだったからこんな事口走ったんだと思う。


無意識だった。



『ハハハ。優奈・・・』


「ん?」



『好きだよ!優奈。』



「え・・・・・?嘘でしょう?」



優奈が走って教室を出た。


ちょっ・・・・。


何、言ってんだ俺は。





走って優奈を追いかけた。


パシッ!!


『待って!待って!優奈。俺はずっと優奈の事が好きだ。だから逃げないで聞いて?』


俺がそう言うと優奈がゆっくり頷いた。





『俺は優奈が好き。愛してる。だから、優奈は?優奈の返事聞かせて?嫌だったら逃げてもいいから。』



そう言うと優奈は首を降り

「誰も嫌いなんて言ってない。」


え?




「あたしも、あたしも龍の事好き。さっきは嘘じゃないかって思っちゃったから。」





なんだよ・・・・・。



『嘘じゃない。優奈の事、愛してるよ!ファンと同じじゃない。優奈の事本気だから。』





「バカ、恥ずかしいよ。」



『なら、何回も言ってやるよ!』


「意地悪。」




そう言いながら、微笑む彼女はかなり愛しい俺の大切な人。






だから、ずっと一緒に居ような!





俺の初恋は、ずっと君。




そして、君はずっと俺の大切な人。









君は僕の初恋






END





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