小悪魔登場


[36]プレゼント


―唯SIDE―



『あのさぁ。どれがいいの?こういうのは!』

手を組みながら、葵に聞いた。


「ん?自分が彰君に似合うと思うのをあげた方がいいと思うよ!」


ふーん。なるほど!


私は本人に何がいいか、聞くタイプだからなぁ。


でも、彰には聞きたくないって言う気持ちが入っちゃってるからなぁ。

『ん!わかった。』







『彰に似合う物かぁ。』


そう思いながら、香水売り場に行った。


あっ!これいいかも♪

匂いが何となく彰っぽい。

ふわっと爽やかな匂いがする。



『これと、後はシルバーアクセか。』




おっ♪この指輪、なんかかっこよくて彰に似合ってる。




『これでいいや!』




そして、買った。

「あんた、決めるの早いね!」


葵が言った。

『それはどうも♪』





「じゃあ、ラッピングして彰君にプレゼントだ!!」

テイション高いね!

ついていけないよ。

『そうだね。』









彰がびっくりする顔が見たいな。


彰が青ざめる顔は見たからね♪(笑)



そう思いながら、葵と寮に向かった。

[前n] [次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[←戻る]




Copyright(C)2007- PROJECT ZERO co.,ltd. All Rights Reserved.