第6章


[44] 


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その頃のドンカラス達…
洋館の一室でドンカラスが暇そうにしている。
「あ〜…ボスもゴローンじゃなくて、あっしを連れていってくれりゃよかったのに…。」

ビッパがうれしそうに走ってくる。
「何だ?」
「また新しい友達を連れて来たお!」
「…どうせまたろくでもねえ奴なんだろ?」
「そんなことないお!紹介するから外に出てほしいお!」「へーへー…。」
ドンカラスは面倒臭そうにビッパについていく。

外に出ると木の枝に何かぶらさがっていた。
「友達のミノムッチ君だお!」
「………何が出来るんで?」
「頭の蔓みたいな所がすごい早さで伸び縮みして上下に動けるお!」
ミョーン ミョーン ミョーン ミョーン…

「帰れ。」

「ひどいおーー!せっかく仲間見つけてきたのに」
「いや…もはやあんなのポケモンじゃないから」
「ミョン…ミョン…」
おや?突然ミノムッチが光はじめた!
「うわっ!もしかしてこれは…」
「進化だお!」
ピカーーーン!

おめでとう!ミノムッチはミノマダムに進化した!
「…だからなんだってんだ」
「あらやだ、私の美しさがわからないの?オーホッホッホ!
鏡よ鏡…この世で一番美しいのは誰?」
ドーミラーにそう問いかける。
すると…

ミミロップたん

「あらやだ、こ、これはきっと何かの間違いねっ」
「もう1回…鏡よ鏡、この世で一番美しいのは?」
「ミミロップたん」
「鏡よ鏡…」
「ミミロップたん」
「鏡…」
「ミミロップたん」
一番美しくないのは?
「ミノマダム」
「ムキーーーーーーー!」
「…ハクタイの森に帰るとするか…」

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