第32章
[22]
まったく、無茶をしてくれる。何が結果オーライだ。
体についた砂埃を払いながら俺はレッドを睨み付ける。
非難の視線を浴び、レッドは頬を人差し指でぽりぽり掻きながら苦笑いを浮かべた。
「あはは……君の自慢のマントを汚してしまったのは謝るよ。ごめんごめん、ちょっとさっきのは危なかった」
はあ、とため息が漏れる。あまり悪びれていない様子の軽い態度に、何だか怒る気も失せてしまった。
元はと言えばムウマージの不手際だ。あまり強くも言えん。
「さあ、気を取り直していこう! こっちでいいのかな? わかった所まででいいから案内してもらえるかな」
道の先を指差してレッドはムウマージに振り向く。こくりと頷き、ムウマージは先導を始めた。
「じゃあ、皆であの子についていこう。はぐれないようにね。フシギバナは最後尾の警護を頼むよ。
リザードンは最前列、あの子の横だ。爆発音を聞き付けた新手がいつ現れるかもわからない。気を引き締めて行かないとね」
俺はフシギバナと共に最後尾につくことにした。
レッドとアブソルは列の中央に置かれ、その右横をロゼリアが、左横をミミロップが固めるような隊列となって進んでいく。
しばらく迷路のような道をぐねぐねと折れ曲がりながら進んできたが、幸いまだ敵に襲われる気配は無い。
「お前の主人はいつも先程のような無茶をしているのか?」
間を持て余し、俺は横のフシギバナに声をかけた。
いきなり声をかけられたためか、フシギバナはびくりと体を揺らす。同時に背の花が揺れ、がさりと音を立てた。
「……どうした? そこまで驚くこともあるまい」
びくびくとした目でフシギバナは俺を見つめる。
「ぼ、僕を食べたって美味しくないよ。そんなに睨まないでよ」
「……別に獲って食うつもりは無い。目付きが悪いのは元々だ」
こいつも何だか一癖ありそうだ。奴の手持ちには丁度良い性格をしたまともな者は居ないのか……?
[前n]
[次n]
[*]ボタンで前n
[#]ボタンで次n
[
←戻る
]
ブログ
デコライン
顔文字
オンラインゲーム
ペット
魔法の恋愛テクニック
小悪魔
恋愛メーカー
写メ診断
癒し待受
勇気のでる待受
萌えボイス
暇
短縮URL
Japangirl
夢占い
HIPHOP
名前占い
就活
紙芝居
待受FLASH
おバカデコメ
フルムービー
小説
占い
チャット
顔デコポン
ツンデレ
GRAFFITI
wedding
オリジナルdesign待受
JapanGirl
巨乳動画
恋愛心理テスト
野球拳
モテカワ
アイドル待受
アダルトゲーム
さくら
デカデコ
巨乳画像
J−POP
診断
メール転送
アイドルFLASH
アイドル伝説
ランキング
メールポータル
海のFlash
お買い物
漢字
Flash時計屋
占い占い
爆笑
絶景
Flashゲーム
姫系×セレブ系
OL専門動画
空の写真
夜景
常識検定
グラビア
成分解析
理想の彼氏
脳の訓練
たまチョビ
アイドル爆破ゲーム
アートFlash
ピンク先生
理想の娘
PROJECTZERO
アイコン
アート待受
血液型占い
四字熟語
壁紙
QRコード
レシピ
恋に効く待受
モテ期
レンタルランキング
絵文字デコメ
動画天国
花の待受
検定
普通度判定
SNS
おバカ待受
雑学
動画フル
ヒーリング
デコメ取り放題
萌えアニメ
顔文字待受
クール
Copyright(C)2007-
PROJECT ZERO
co.,ltd. All Rights Reserved.